紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

一日一句 89

 

2016年1月

1/1
人柄も美味きカレーの初ランチ

旅先の温泉で憩ふ初湯かな

人混みもこれぐらいがいい初詣

青空にアルプス白き元日や

1/2
雪の嶺従へて城聳へ立つ

初売りの袋が並ぶ車内かな

1/3
氏神にやっと詣でる三日かな

鏡餅の裏に隠れる御神体

1/4
お飾りを外す日議論する四日

仕事始め帰り焼き肉食べに行く

1/5
大仏の笑み新春に聳へ立つ

初稽古ひたすらひたすら踊り抜く

1/6
新春や素敵なコートの乙女たち

首の凝りほぐしてもらふ松の内

1/7
威勢よく初荷の魚並べ売る

蕪ばかり大きい七草粥セット

1/8
東海道一の富士見る松の明け

松明けや力の宿る樹と出会ふ

1/9
新春や活け締めタコの忘れ物

寒稽古新振り付けに四苦八苦

1/10
福男目指して走る十日戎

見覚えのリュックに声かけ寒の闇

1/11
後ろ姿帯も可愛い新成人

挨拶に来る新成人の無精髭

1/12
初雪の声聞く今日の寒さかな

ぶったぎられて唐揚げとなる鮟鱇

突然の寒さ冬物よく売れて

1/13
冬晴れやこんな日は思ふ「空が好き!」

夕色の空にか細い寒の月

1/14
乗車客こぞって咳する車内かな

遠望の富士の勇姿や寒の夕

1/15
しっかりと養生をする小正月

新年もうかうかすれば小正月

1/16
大きいを選ぶむっちり寒のイワシ

何もなく冬枯れ続く車窓かな

1/17
稽古場の寒さに備へ上着着る

稽古帰りイチゴのパンを見つけ買ふ

1/18
関東の大雪報道ここは雨

雪の日や魂込めて大安売り

1/19
昼過ぎも頬を打ち来る寒の風

インフルエンザ休場も出る大相撲

1/20
寒の時化魚も獲れず客も来ず

冬枯れやどこまで続く冬枯れや

昼過ぎに北風となる駅寒し

1/21
おはようと挨拶交はす白い息

大寒や稽古帰りの頬痛く

1/22
寒中や売り声ばかりが響く店

まだ雪が残るも明日また雪の予報

1/23
水槽の中にょろり動く寒のタコ

降雪に備へそれぞれ準備する

1/24
甘鯛やギョロ目とピンクが並ぶ台

稽古帰り皆で見上げる寒の月

1/25
冬野菜魚と並んで惣菜に

寒の夕流れるチャイムはオクラホマミキサー

1/26
夕の鐘未だ明るき晩冬や

山際に赤々寒の立ち待ち月

1/27
寒の水からエンボスが手を守る

午後からは寒波和らぎコート脱ぎ

1/28
量り売り小松菜一片一グラム

朝採れの新物ワカメを小分けする

1/29
氷雨降る早めに値下げの海鮮丼

エンジンが切れる今宵は雪の予報

1/30
深夜雪降らずも今朝の重装備

酷寒やサヨリの脇の骨を取る

1/31
焼きチョコに釘付けもうすぐバレンタイン

郊外の冷気の中荷の積み卸し

 

一日一句 90に続く

https://asiandream0804.hatenablog.com/entry/2023/02/27/211721

 

一日一句 目次 1
https://asiandream0804.hatenablog.com/entry/2023/02/07/092704
一日一句 目次 2
https://asiandream0804.hatenablog.com/entry/2023/02/10/125624