案内板
「 古跡保存標識
1、名称「竜王新町下宿道祖神場」
※(1) 道祖神、丸石神体径45cm(銘)衢神、文正文七申極月、氏子中
(2) 白檀古樹(種別大木)目通130cm 樹齢約200年、主幹奇形
(3) 古井戸、明治初年掘削、コンクリート巻、枠径96cm近辺共同井戸、現不使用
3、由来
ここは江戸時代村人の互助的な集会協議実行の場所として地域発展の基点となった「寄り合い場」である。村の道路に河川、農産、慶弔交際または、盆、正月、祭り、相撲大会 などすべてのことがここで民主的に協議されたものである。
ここは往時50坪の地積であったが大部分が道路用地となったのでこの由緒ある地積を保存すべく、昭和8年小菅貞三氏等の主唱により大蔵省から払い下げ、十人の共有地となっている。
以上の理由により、町内にも他に例の無い地域発展の基点であった貴重な古跡であることからこれを将来に保存すべく「保存標識」を設置するものである。
平成2年11月
竜王町竜王新町五区 」