紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

連歌発祥の地


案内板
「 連歌発祥の地

 景行天皇の皇子日本武尊は、蝦夷制服の帰途、『日本書紀』によれば、常陸を経て甲斐国に入り、此処、酒折の宮にしばらく居られた。
 着宮の夜、皇子が歌をもって、
  新治筑波を過ぎて幾夜か寝つる
と問われたのに対し、ひ燭人(ともしびと)が
  かがなべて夜には九夜日には十日を
と唱和した故事は有名である。
 後世、連歌を『筑波の道』と呼ぶのもこれによるもので、歌体は片歌ながら、連歌濫觴(らんしょう はじめ)とされており、当地を訪れた文人墨客が多かった。

 昭和六十一年七月 小野成三奉納  」