案内板
「 柏尾橋
明治13年6月明治天皇の山梨御巡幸に際し、甲州街道の拡幅整備が進められた。
この時柏尾橋は、幅3間長さ19間の欄干付き木造橋として掛け替えられた。橋は深沢の両岸の岩盤中程から、二段の石垣を積み上げ橋台とし、下段の石垣からトラス構造の橋脚を両岸から突き出し連結したもので、明治26年の版画や大正初期の銅版画が残されている。
この明治橋の北側には、大正から昭和初期に掛け替えられた橋台、さらに江戸時代の橋台が
残っており、南には、現在の鉄骨橋、平成8年、さらに下流の甲州街道以前の大善寺東参道の橋があった位置に祗園橋が掛けられた。