案内図の左下の「犬目宿のいわれ」
「犬目宿は、一つの村が『宿』そのものになった形と考えられます。 言い伝えによれば、正徳2年(1712)、現在の集落より600mばかり下方の斜面(元土橋 もとどばし)にあった部落が、急遽そのまま現在の所に移住し、その翌年、宿駅(しゅくえき)起立の際に、 統一的意思により『一村一宿』の宿場として創設されたということです。 天保14年(1842)いては、戸数 56戸、人口255名、本陣2、脇本陣0、旅籠 15 (大3、 中3、小7) を数えた山峡の小さな宿場です。
平成7年3月 上野原町教育委員会