紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

上野原市指定史跡 塚場一里塚跡

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案内板
「  上野原市指定史跡

       塚場一里塚

指定 昭和四十五年三月二十日 旧上野原町指定
所在地 上野原市上野原10一三番地

 この一里塚は、江戸時代、甲州街道に一里(約四キロメートル)ごとに築かれた塚の一つです。江戸日本橋から十八番十八里にあたり、甲斐国(山梨県)に入って最初の一里塚です。
 疱瘡神社の裏手にある小高い塚が一里塚と言われています。塚は直径約九メートル、高さ約二メートルの円丘です。古老の話によると、塚の上にカヤの木が植えられていました。
 一里塚は、旅人が、もう一里、もう一里と距離を知りながら旅をしたり、塚の木陰でひと休みをする場所でした。また、人夫や馬を借りる時の駄賃を決める基準にもなり、明治三十四年
(一九〇一)、中央線が開通するまでおおいに利用されました。
 この一里塚は、古墳時代に築かれた塚場古墳群の一部とも言われています。地域の歴史を知る貴重な文化財ですので大切に保護しましょう。

  平成二十三年 九月
       上野原市教育委員会 」