案内板
「 潤澤学舎跡
潤澤学舎は、国立第一小学校の前身です。
明治五(一八七二)年八月に学制が制定
され、各村に学校の設置が義務付けられる
と、翌年九月二十五日、青柳村で私塾を開
いていた杉田吉左衛門氏を首席(校長のこ
と)とし、この地に開校されました。
校舎は杉田氏の私宅内にある三間×五間
(約五十平方メートル)の蚕室を借り受け、
仮校舎として教室にあてました。当初は、
職員一名(杉田氏)と児童三十名前後でし
た。
その後、明治九年に『谷保小学校』と名
称を改め、明治十六年に現在の位置に移転
しました。