紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

関家かなどこ跡

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案内板
関家かなどこ跡

 関家は、鋳物三家(矢澤、森窪、関氏)の一家と言われ、江戸時代から明治初期まで鋳造を業としておりました。
 梵鐘、仏像等の他に鍋釜などの日用品を製造しており、鋳物三家の銘のある梵鐘には、立川普済寺、府中高安寺、日野牛頭天王(現八坂神社)等があり、谷保山南養寺のものには、安永六年(一七七七)関氏の銘が刻まれています。
 また、関家には、観世音菩薩座像の鋳型が保存されており、この原形をもとにした仏像は、所沢の薬王寺にありましたが、戦時中の供出により失われてしまいました。
 昭和三十七年の作業場等の発掘調査により面積約一五〇平方メートルの中に鉄滓、鉄片、陶片、煉瓦片等が発見されております。

    平成五年三月
         国立市教育委員会   」