紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

片町

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碑文
「    片町

 片町(かたまち)は、現在の片町一・二丁目の一部(旧甲州街道沿い)に集落の中心があった村落です。
 この集落は番場宿に属しており、幕末の地に誌『新編武蔵風土記稿』には、番場宿の小名としてその名が見えます。
 片町は、徳川家康が江戸に入城後、新しく整備した甲州街道の開通(慶安頃=一六四八~五二)に伴い、街道に沿ってできた町です。
 地名の起こりは、街道の南側に名刹高安寺があり、町場が北側の片方だけに発達したことによります。
 この辺りには、国府に関連する片町、高倉遺跡などがあり、発掘調査の結果、住居址が数多く発見されており、古代にはかなりの規模の集落が存在していたようです。 」