紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

守山停車場線道(県道156号)道標

守山停車場線道(県道156号)道標

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案内板
「 守山停車場線道(県道156号)道標

この道標は、明治45年(1912)に営業が開始されたJR守山駅(旧 日本国有鉄道 東海道線 守山駅)と、中山道(旧 国道)を結ぶ 守山で最初の道路『守山停車場線道路』の完成を祝って、江畑栄太郎氏が発起人となり、中山道から駅への入り口(現 今宿町交差点信号)の右側に建てられた。

守山駅の開業にあわせ、明治45年3月17日 栗太郡物部村の村会で『今回守山駅停車場新設セラレシモ 之ニ通ズル物貨運輸ノ道路ナキニヨリ 明治四十五 年度ニ於テ 前記道路ヲ新設セントス」として議案を上程、この道路の新設が決議された。
当時の物部村今宿は 吉身と共に江戸より67番目の中山道最終の宿場、守山宿(本町)の加宿として栄えていたことから、駅への貨客の集積通行に最適地であるとして、この地に道路の建設が決まった。

道路の計画から完成に至るまでが短期間であったことから、物部村の地元 今宿・勝部の地域の人たちの、物心両面での多大な協力と苦労が偲ばれる。
守山の近代化に貢献した誇れる記念碑として、復元し この地に設置する。

平成22年(2010)11月吉日

今宿商工会 街路灯協力会 樹下神社」