鏡神社本殿
案内板
「 重要文化財 鏡神社本殿
明治三十四年八月二日指定
神社の創立は古代にさかのぼると伝えられ、祭神は天日槍命(あめのひぼこのみこと)を祀る。
現在の本殿は、室町中期に建てられたもので、滋賀県に遺構が多い前室付三間社(ぜんしつつきさんげんしゃ)本殿。蟇股(かえるまた)を多用し、屋根勾配をゆるくみせる外観は優美である。
重要文化財 鏡神社宝篋印塔
昭和三十五年二月九日指定
宝篋印塔(ほうきょういんとう)は、この境内より西南方約五百メートルの山裾、西光寺址といわれる林の中に建っている。鎌倉時代中期に建てられたもので、軸石の四隅に鳥形を造りだした形態の優れた作品である。
重要文化財 石燈籠
昭和三十七年六月二十一日指定
応永廿八年辛丑(かのとうし)八月八日(一四二一)の銘がある。