紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

松居家住宅洋館(旧五箇荘郵便局)

松居家住宅洋館(旧五箇荘郵便局)

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滋賀報知新聞社 東近江・湖東ニュースより

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登録有形文化財に 五個荘の松居家住宅洋館
2008年12月14日(日) 第15214号|東近江・湖東 ニュース

◇東近江・五個荘 国の文化審議会石澤良昭会長)は十二日、東近江市の松居家住宅洋館などを登録有形文化財とするよう文部科学大臣に答申した。 国の歴史的景観に寄与しているものやデザイン・建設技術が優れている築後五十年以上の建物を対象に、全国二十八都道府県四十三市町村から百五十八件が答申された。登録されると、県内では二百六十九件目となる。 松居家住宅洋館は、旧中山道沿いの東近江市五個荘竜田町に建つ大正十四年築の洋館で、昭和三十九年まで「五箇荘郵便局」として使用され、かつては一階にホール、事務室、道順区分室など、二階に局長室兼応接室、会議室などがあった。 建物は木造二階建て鉄板葺、建築面積六十一平方メートル。大正期に流行したゼツェッション(十九世紀末のドイツとオーストリアで生まれた芸術の革新運動)の影響を強く受けており、直線・直角で構成された外観は、細部の装飾まで大小の四角い凹凸で幾何学形態がつくられ、正面中央部と両端の突出部を強調している。また、外壁には川崎鉄網(木造の骨組みの上に鉄網を張り、コンクリートを塗り込むラスモルタルの原形)を使用するなど、大正期の意匠・工法が使用されている。 審議会では、郵便局として使用されたことから地域のランドマーク的な存在であり、建設時の設計図書等が保存されていることも含め、貴重な建物として答申した。

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そして、2009年1月8日に登録有形文化財(建造物)に指定されました。