紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

石造地蔵菩薩坐像

石造地蔵菩薩坐像

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案内板
「 石造地蔵菩薩坐像

花崗岩を丸彫りした半跏像で、その彫刻の特徴から鎌倉時代後半の製作であろうと考えられます。 総高二七○cmを測る大形の丸彫り地蔵尊の類例は全国的にも数少なく、滋賀県下では本像が唯一のものです。
明治時代に火災に遭い補修が激しいのは惜しまれますが、体部の納衣や手足の彫刻はよく残されており、特に光背の蓮弁のレリーフは鎌倉期の写実彫刻の作風をよく伝えています。
古くより延命地蔵尊の名で親しまれ、毎年八月二十三・二十四日におこなわれる地蔵盆は盛大で、近郊はもとより遠方からも多くの人々が参詣に訪れます。

  平成十年三月 
米原市教育委員会