小川の関地蔵菩薩
案内板
「 小川の関地蔵菩薩
小川の関は、古くは律令時代(西暦七〇〇年代)より東山道の要所。江戸時代には五街道の一つ中山道の要所として多くの人ご利用してきた道です。その道を通る人々を、いつもあたたかく見守られてきたお地蔵様です。
地蔵菩薩の二十八利益の中に
○ 去処盡通 赴く場所に うまくいく
○ 疾疫不臨 疫病にかからない
○ 無盗賊厄 盗賊に遭わない
○ 衣食豊足 衣類食物に不自由しない
と言ったような旅に不可欠なご利益が在ることことから道行く旅人がお地蔵様に旅の安全を祈願したと思われます。
車社会に変った現代では道中の安全より日々の安穏を願うお地蔵様として地域の人たちからお守りされています。
御真言
おん か か か び
さんま えい そわか
令和二年 八月吉日
石田光書 」