紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

小川の関の地蔵菩薩

小川の関地蔵菩薩

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案内板
「 小川の関地蔵菩薩

小川の関は、古くは律令時代(西暦七〇〇年代)より東山道の要所。江戸時代には五街道の一つ中山道の要所として多くの人ご利用してきた道です。その道を通る人々を、いつもあたたかく見守られてきたお地蔵様です。

地蔵菩薩の二十八利益の中に
○ 去処盡通 赴く場所に うまくいく
○ 疾疫不臨 疫病にかからない
○ 無盗賊厄 盗賊に遭わない
○ 衣食豊足 衣類食物に不自由しない

と言ったような旅に不可欠なご利益が在ることことから道行く旅人がお地蔵様に旅の安全を祈願したと思われます。
車社会に変った現代では道中の安全より日々の安穏を願うお地蔵様として地域の人たちからお守りされています。

真言
おん か か か び 
さんま えい そわか

常福寺住職
中村誠

令和二年 八月吉日
石田光書 」