紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

千躰寺と千躰仏

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「 千躰寺と千躰仏

千躰寺 は、浄土宗西山派に属し、現在、養老郡円満寺の末寺である。千躰寺には高さ12センチメートルから23センチメートルの桧材一木造の阿弥陀如来立像 、千体が八段に並べまつられている。仏像は、千躰仏と呼ばれ、寺の名の由来となった。
千躰仏 は、禅僧、自然居士 の作で、仏像の姿・形から鎌倉時代後期~南北朝時代のものと伝えられている。自然居士は、和泉の国(大阪府)に生まれ、京都の東福寺大明国師のもとで修行したが、奇行遊行僧のようである。遊行の途中、自然居士は美江寺の地にとどまり千躰仏を造立した。

瑞穗市教育委員会