市場山浄慶寺
案内板
「 市場山浄慶寺沿革
当山浄慶寺は、もとは天台宗の寺院でしたが、文明十八年(一四八六年)五月本願寺第八世蓮如上人に深く帰依した上人直弟子である正専坊が開基した浄土真宗本願寺派の寺院です。
宗祖親鸞聖人の教えを蓮如上人は、広く民衆にわかるように御布教されました。「いかなるものをも救う本願念仏の教え」に正専坊は、歓喜帰依し、浄土真宗に転派しました。
本願寺第八世蓮如上人より名号等を賜り、文亀元年(一五〇一年)三月本願寺第九世實如上人より真筆の六字名号を拝領、元和七年(一六二一年) 九月四日、十二世准如上人より木仏・寺号を賜わりました。
浄慶寺は中山道に面し、戦国時代には、尾張清洲城の織田信長と斎藤義龍・龍興との合戦、天下分け目関ヶ原合戦の前哨戦‐米野の戦い、江戸時代には朝鮮通信使節団、皇女和宮下向、幕末の騒乱
など、数多くの歴史上の出来事を数百年に渡り見つめてきました。 」