紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

大坂屋(吉田家)跡

大坂屋(吉田家)跡
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案内板
「 大坂屋(吉田家)跡

江戸時代から昭和十二年(一九三七)まで、この場所には大坂屋という旅籠があった。主に商人向けの旅籠で、他にも檜笠、屋根板などの白木物の仕入れや、販売を行っていた。
『伝馬役人名簿』には大坂屋善左衛門の名前があり、中津川宿の伝馬役人三五人のうちの一人で、歩行役の半分を請け負う宿内の有力者であった。
文久二年(一八六二)の皇女和宮下向時の宿割図には、『八畳二間、六畳三間、三畳、四畳三三坪、板の間が五間半、土間七坪』とあり、当時の屋敷の規模をうかがえる。
画家の吉田耕雲は大坂屋の生まれで、結婚後京都に出て肖像画学校を開いた。

平成二十七年十二月
本町中山道景観協議会
中津川市