紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

落合宿 たすけあいの釜

たすけあいの釜
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gifureki.comより

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助け合い大釜(落合宿)概要: 大釜(容量1000リトッル、口径約1.5M)は、元々「寒天」の原料である天草を煮る時に利用したものです。文久元年(1861)、皇女和宮が江戸に下向する際、4日間で約26000人が落合宿を利用し、多くの住民が助け合いながら利用者の接待をした故事から、この地に大釜を設置し、日本の伝統的食文化と密接な関係がある道具(大釜)を保存すると共にイベントなどで大釜料理(千人キノコ汁)を参加者に振舞うようにしたそうです。
皇女和宮降嫁行列は総勢3万人、50キロに及び、利用された中山道沿いにある藩は警護にあたり、各宿場は失礼が無いように整備や清掃が行われ、犬猫や家畜などの動物の声や社寺の鐘などにも十分気くばりされました。落合宿では本陣である井口家で和宮が小休止を行なっている為、当日には特に警備が厳しかったと思われます。4日間は行列で随行した従者などが宿泊や休息で利用した為、まさに宿場をあげての「おもてなし」がなされました。

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