紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

越前屋そば店

以前の越前屋そば店
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現在の越前屋そば店
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越前屋そば店ホームページより

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越前屋の歴史

当店は寛永元年(1624年)に創業しました。現在分かっている限りで日本で二番目に古い蕎麦屋と言われております。
当時からさまざまな旅人が宿場に立寄り、立場茶屋として栄えてきました。
喜多川歌麿十返舎一九岡本一平氏、前田青邨氏などの書や画も残されており、島崎藤村の小説「夜明け前」にも登場しております。
中山道沿いには大正元年に3回目の建て替えをした旅館も保存されて残って
おります。
宿場として栄えた頃の旅人の姿に思いをはせながら、昔ながらの白いお蕎麦を
どうぞご賞味ください。

大正元年造 旧旅館
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木曽街道中膝栗毛(十返舎一九)より
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続膝栗毛 木曽街道膝栗毛(十返舎一九)より
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寿命そばの由来

「─ 寝覚の寺には、浦島太郎の釣竿といふものが有りました。 それも伯父さんの話して呉れたことですが、
浦島太郎の釣をしたという岩もありました。それから、あの浦島太郎が竜宮から帰って来まして自分の姿を
うつして見たといふ『姿見の池』もありました ─」

(藤村童話集 「ふるさとの中の「浦島太郎の釣竿」より)

その浦島太郎の長寿にちなんで「寿命そば」と名付け、現在にいたっております。
また、浦島太郎が愛用したと言われる釣竿が当店のすぐ近くにある臨川宝物館に展示されています。

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