案内板
「 ここは塩渕(しおのぶち)です
天正十二年(一五八四)の木曽義昌朱印状には、『上塩渕』、『塩渕中屋』、『塩渕彦三郎』の名がでてくる。
享保九年(一七二四)の『岩郷村家数書上帳』には『家数拾四軒塩渕』とある。
シオという地名はかわの曲流部につけられることが多く塩渕の木曽川の曲流部にできた渕とすると地形的にあっている。
又、塩渕には次のような言い伝えが残っている。
昔、中山道を馬の背中に塩を載せて運んできたところその馬が、木曽川の渕に転落し塩をまいてしまったところから塩渕という地名がついたと伝えられている。
木曽福島町史より 」