紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

鳥居峠一里塚跡

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案内板
鳥居峠 一里塚

鳥居峠は標高一一九七メートル、木曽川奈良井川分水嶺である。江戸時代の五街道の一つ、中山道の宿場町である奈良井宿と藪原(やぶはら)宿の境をなし、旅人には難所として知られていた。
戦国時代に、木曽義元が松本の小笠原氏と戦ったときに、この峠の頂上から、御嶽を遙拝し、戦勝を祈願した。その功あって勝利を得ることができたので、峠に鳥居を建てた。以来、この峠は『鳥居峠』と呼ばれるようになったという。
一里塚は京都から江戸までおよそ一里ごとに会同の両側に土を盛り上げて塚を築き、榎や松の木を植えて旅人の目安としたものであるというが、鳥居峠一里塚はその面影をとどめていない。場所も、古老の話や古地図、文献などによって『ほぼ、この辺り』としたものである。

平成二十五年十月
NPO法人木曽ユネスコ協会
説明文 楢川中学校一年
宮原 瑞季