分去れ
中山道は右に折れて肱松の坂(相生坂)を上り、桔梗ヶ原を経て塩尻宿 へと向かう。江戸へ30宿59里余。左は北国脇往還の始まりで、松本を経て麻績から善光寺へ向かう。善光寺街道とも呼ばれる。善光寺へ17宿19里余。
ここにある常夜灯 は安政4年(1857)の建立で、洗馬宿を行き交う参詣の旅人はこの灯りを見て善光寺へ伊勢へ御嶽へ、そして京、江戸へと分かれて行った。
洗馬区 」
10:54 分去れ道標
左側の道をおよそ50メートル行くと石造の「常夜灯」のある桝形にいたる。ここが中山道と善光寺道のわかされであった。道標は昭和7年(1932)4月6日の「洗馬の大火」以後右側の新道が開通したおりに桝形からここへ移されたものである。
洗馬区 」