案内板
「 市史跡 東山一里塚
所在地 塩尻市大字旧塩尻七〇一番地四
平成元年三月三十一日 塩尻市史跡指定
東山一里塚は、東山地籍(犬飼清水と茶屋本陣の中間)にあり古図には道を挟んで二基描かれているが、南側のみが現存している。
この塚の大きさは、幅十二m、奥行十三m、高さ三mの塚である。
慶長十九年(1614)に、中山道は牛首峠経由(桜沢口ー牛首峠ー小野ー三沢峠ー諏訪)から塩尻峠経由(本山ー洗馬ー塩尻ー下諏訪)に変更され、この一里塚もその頃につくられたものと推定される。
市内には、東山・柿沢・平出・牧野・日出塩・若神子・押込・橋戸・鳥居峠の九か所に築かれたが、現在は、ここ東山と平出・若神子の一里塚 が形を残しているだけである。