案内板
「 長野県史跡 御代田一里塚
中山道、御代田の一里塚 は、軽井沢町追分一里塚 の次に位置するもので、これを経て中山道は小田井宿 へと至り、さらに佐久市鵜縄沢の一里塚、岩村田宿 へと向かう。
中山道は、江戸幕府の置かれる前年の慶長七年(1602年)に整備され、寛永十二年(1635年)に回収されるが、本一里塚はその改修以前に構築されたものである。
本一里塚は、西塚で径十三m、周囲四十m、高さ五mを測る。隣接するのは東塚で径十三m、周囲四十m、高さ四・五mを測る。
これらは現中山道より七m離れた畑中に位置するため、遺存状態もよく貴重である。
ちなみに、国道十八号線の北には北国街道に沿う一里塚「馬瀬口の一里塚」が二基保存されており、町指定の史跡となっている。
昭和三十九年八月二十日
長野県教育委員会 指定 」