案内板
「 南向馬頭観世音
この切り通しを南に出た途端に南側が絶壁となる。
昔、この付近は山賊が出たところと言われ、この険しい場所をすぎると、左手が岩場となり、そこにまた馬頭観世音が道端にある。
寛政三年十二月十九日
坂本宿 施主七之助 」
北向馬頭観世音
案内板
「 北向馬頭観世音
馬頭観世音のあるところは、危険な場所である。
一里塚の入口から下ると、ここに馬頭観世音が岩の上に立っている。
観世音菩薩
文化十五年四月吉日
信州善光寺
施主 内山庄左衛門 上田庄助
坂本世話人 三沢屋清助 」
案内板
「 一里塚
座頭ころがしの坂を下ったところに、慶長以前の旧道(東山道)がある。ここから昔は登っていった。
その途中に小山を切り開き『一里塚』がつくられている。 」