案内板
「 本庄市指定文化財
金鑚神楽(かなさなかぐら)宮崎組
神楽は、天照大神の岩屋のかくれ神話がその起こりとされており、神を喜ばせる舞楽(ぶらく まい音楽)として各地にそれぞれのいわれをもって伝えられてきた。金鑚神楽 宮崎組についてはまだ明らかではないが使われる面は江戸時代正徳年間(一七一一〜一七一五年)以前の作であり、この地の神楽が古くから行われてきたことを物語っている。宮崎組は変わり面などの珍しい舞い方も伝えられまた遠くは信州上諏訪など各地に出かけて神楽を奉納してきた。なお座(出し物)は、今二十五座伝えられている。