紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

七ツ梅田中屋跡

七ツ梅の田中屋跡
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タイムズクラブより

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深谷駅から10分ほど歩いた中山道沿いに、「七ツ梅酒造跡」という場所があります。

レトロな建物
煉瓦造りの煙突が目印です
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こちらは、田中藤左衛門氏が創業し、以来300年以上続いた歴史ある酒造の跡地です。現在はその建築群を活かした、さまざまな施設が運営されています。

約950坪の敷地の中に色々な施設があります。

一歩足を踏み入れると、そこはもう、別世界!独特のレトロな雰囲気が漂っています。
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一昔前の映画でよくみるような景色
映画やドラマのロケ地にもよく使われているそう
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それではまず、七ツ梅でもひと際目立つ存在の、「深谷シネマ」に行ってみたいと思います!

深谷シネマは、“県北にミニシアターを!”という深谷市民の声を集めてできた施設で、全国で唯一の酒造を改装してできた映画館です。

上映作品は、邦画から洋画、ファンタジーからドキュメントまでさまざま。主に観客からのリクエストやアンケートで作品を決められているんだとか!

客席は全部で60席ほど。前後の客席間が広く、リラックスして映画が観られる劇場です。親子ルームもあるので、小さなお子さま連れでも気軽に映画が楽しめますよ!

また、深谷シネマの館内には、作品を観ない人でも自由に利用できる交流スペースが併設されています。

交流スペースには本も置いてあり、自由に読むことができますよ。コーヒーの自動販売機もありますので、寛ぐのにもおすすめのスポットです。

ちなみに、深谷シネマはデジタルだけでなく、フィルムの上映も行っているそう。35ミリの映写機がある、現代では貴重な映画館でもあります。

大きなシネマコンプレックスにはない、温かみが感じられる映画館でした…

シネマかふぇ七ツ梅結ぃ房。
映画の後は、「シネマかふぇ七ツ梅結ぃ房。」でひと休み。

お店の中は、おばあちゃん家に来たかのようなノスタルジックな空間が広がっています。

窓際に並べられた仮面ライダーグッズ
マニア垂涎の仮面ライダーグッズも…!

名物は、どんぶりに盛られたシネマカレー。お値段はなんと300円と格安です!

このカレーは、オーナーさんの祖父が経営していたレストランのレシピを受け継いでいるそう。当時のレシピそのままに再現されていて、どこか懐かしい、優しい味でした!

なお、店内には映画のポスターが貼ってあったり、映画に関するグッズの販売コーナーがあったりと、オーナーさんの映画愛にあふれていました。

※「キネマ食堂七ツ梅結ぃ房。」に店名が変わりました


とうふ工房
カフェで休憩した後は、中山道に面した場所にある、「とうふ工房」におじゃましました

とうふ工房では、消泡剤を使用していない昔ながらの手作り豆腐が販売されています。本店は深谷の大谷にあり、地元で愛されているお豆腐屋さんです!

木綿豆腐とおぼろ豆腐のほか、とうふのもろみ漬などもありました

お豆腐など店頭で販売されている飲食物は店内で食べることも可能で、イートイン用のスペースもあります

また、こちらではお豆腐屋さんでありながら、雑貨などの販売もされているんです。

アーティストさん手作りのバッグやお皿など、可愛い雑貨がズラリ!

独自にセレクトされたセンスの良いものがたくさん置いてありますので、ぜひ、雑貨も見てみてくださいね!


深谷宿本舗
とうふ工房の向かいには、「深谷宿本舗」というお店がありました

こちらでは、BOXごとにアーティストさんの手作りの品が展示販売されています。

陶器から布製品、アクセサリーまで、バラエティ豊富で見ているだけでも楽しいですよ!

ずらりと並べられているハンドメイド作品
ぜんぶで69BOXあります。お気に入りを探してみてください!

店内は女性の方でにぎわっていて、憩いの場にもなっているようでした。

ちなみに、1BOXにつき1カ月1,200円(小は800円)で手作りのものであればどなたでも出店することができるそうです。最長6カ月展示販売することが可能だそうですので、興味のある方は出店してみてはいかがでしょうか…!


鬼瓦工房 鬼義
深谷シネマの近くに、「鬼瓦工房 鬼義」という工房があります。

窓に飾ってある鬼瓦が目をひきます

こちらは、鬼板師(鬼瓦をつくる職人)である塚越氏の工房です。普段は一般公開をしていないのですが、扉が空いている時は工房に飾ってある鬼瓦などを見学することも可能です。

工房内には所狭しと迫力のある鬼瓦やしゃちほこなどが並んでいます

寺社の鬼瓦やお城のしゃちほこなどの制作がメインですが、オーダーすれば個人向けの制作も行っているそうです。

なお、鬼瓦は深谷市ふるさと納税のお礼品にもなっているとのこと。深谷市に納税すれば、制作してもらうことができますよ!※お礼品は金額によって変わります

鬼瓦はその力強さにより邪気を払うことから、魔除け・厄除けの意味があるそうです。お家の守り神として、いかがでしょうか…!?

七ツ梅酒造跡にはほかにもお店があります
今回ご紹介したほかにも、七ツ梅酒造跡には古書店やコーヒーショップなどもあります。個性的な店舗が多く、現代の埼玉にいることを忘れてしまう素敵な空間でした。ぜひ、散策してみてくださいね!
※定休日などはお店によって違うのでご注意を

すぐ近くに商店街の無料駐車場がありますので、クルマでお越しの際にはそちらの利用がおすすめです。

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こちらの敷地内地図を見ると、上記飲用のタイムズクラブの記事に載っている店から、変わっている店もあるみたいです。鬼瓦工房鬼義はありました。

ここに紹介されていなかった、居酒屋二兎三兎
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やはり敷地内にあった、FMふっかちゃん
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