紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

鴻巣宿 田沼家

鴻巣宿 田沼家

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「埼玉のすまい」サイトより

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鴻神社近くの中山道に面した田沼家。店は明治二十(1887)年頃の築か。それに江戸期の脇蔵。ともに二階建て。奥に深い典型的な町家である。店、帳場、土間と時代と風格を伝える。土間のたたき、欅の上がり枢、上を見上げれ ば重厚な梁、二階床板も重厚。押し入れは杉の一枚板。桟の美しい障子の奥には離れとの間に光を導き入れる中庭。廊下をぐるりと回す賓客用である大正期築の離れは天井も高い。外枠が漆塗りの障子に三方を囲まれた床の間の書院、欄間も美しい。四万十川から運んだという石が奥の庭に。青海波(せいがいは)の棟が美しく空に映える鴻巣宿のランドマークである。

(広報誌 スマイル通信 Vol.55 2014年3月発行)

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