紗蘭広夢の俳句と街道歩き旅

二度目の東海道五十三次歩きと二度目の中山道六十九次歩きのブログを書いています。今、中断していますが、俳句も書いています。

二度目の中山道歩き30日目の1(大津駅から山科へ)

二度目の中山道30日目の1
2020年11月12日(木)の4


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この日の午前中は、二度目の中山道27日目、豊郷駅から五箇荘駅まで歩きました。

二度目の中山道27日目の1
https://asiandream0804.hatenablog.com/entry/2021/02/26/084940

二度目の中山道27日目の2
https://asiandream0804.hatenablog.com/entry/2021/02/26/164208

二度目の中山道27日目の3
https://asiandream0804.hatenablog.com/entry/2021/02/26/185554


五箇荘駅から大津駅へ移動し、この日の午後、大津宿から、中山道の終点、京都三条大橋まで歩き、二度目の中山道歩き、遂にゴールしました。


【季節はめぐる】

二度目の中山道を歩き始めたのは2019年末。

塩尻峠、雪が降りました。
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2020年の1月に妻籠~馬籠~落合~中津川を歩きましたが、雪が残っていました。

寒い春先も歩きました。

桜も咲き始めました。
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しかし、新型コロナウィルスで約3ヶ月は歩きに行けませんでした。

梅雨時の雨の中も歩きました。

夏になると、ノウゼンカズラ百日紅がきれいでした。暑さも大変でしたが、蚊にさされました。
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春先は日溜まりの草原でパンを食べましたが、夏は日陰の草原でパンを食べました。

秋口もまだ暑く、でも、コスモスがきれいでした。
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やっと歩くのが気持ち良い季節になり、気づけば菊がきれいに咲いていました。柿の実、日の光に銀色に光る薄、紅葉もちらほら。

季節はめぐります。

もうすぐ二度目の中山道、歩き終えます。

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大津駅から出発】

12:03に大津駅

駅のホテルの2階のレストラン、THE CALENDERでランチ。日替わりランチ930円。今日はとんかつでした。
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12:35 大津駅から出発。
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12:41 東海道と合流。
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私は二度目の中山道を歩いていますが、中山道草津宿東海道と合流し、この後の道標は「東海道」になります。

12:42 森野すだれ店
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12:42 おまんじゅう処 梅村商店
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【露国皇太子遭難之地碑】

12:44 露国皇太子遭難之地碑
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案内板
「 露国皇太子遭難地の碑

明治24年(1891)帝政ロシアのニコライ皇太子に津田三蔵巡費がサーベルで切りつけた 『大津事件』の発端となった場所。 当時ロシアは強大国で、日本は近代国家として発足したばかりで弱小国のため、国民を不安のどん底におとしいれた。 大国ロシアを恐れた松方内閣は皇室に対する大逆罪を適用し、死刑を画策。 しかし、大津地裁で開かれた大審院法定では、謀殺未遂罪を適用、無期徒刑の判決を下し、『司法権の独立』を買き通しました。

大津まちなか元気回復委員会」

12:44 紅殻格子の家
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12:47 大津菓子調達所㈲鶴里堂(かくりどう)
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滋賀・びわ湖観光情報より

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鶴里堂(かくりどう)という屋号は、昔、比叡山より望んだ大津の里が細長く弓形(ゆみなり)で、鶴が翼ひろげてまさに飛び立とうとする姿に似ていたことから「鶴の里」とよばれていたことに因んでいます。
大津菓子調進所という名が表す通り、京菓子と並び称された「大津菓子」の流れを伝える和菓子の老舗として、一世紀以上にわたり、東海道上京町(かみきょうまち)に店を構えています。戦時経済下も、皇室来県時の御用菓子屋として特別に砂糖の供給を受け、唯一営業を許可されておりました。釜の火を落とさずに済んだことが、大津菓子の伝承に大いに寄与したことは想像に難くないところです。誠に幸運であったと言えるでしょう。
弊舗の菓子は、大津の四季の移ろいを表現した上生菓子を中心に、全国の「音百選」に選定されている「三井の晩鐘」の伝説に因った大津干菓、御井(みい)や、伝教大師最澄縁りの比叡山の千年杉を、相伝の技を伝える本煉羊羹に映した比叡杉羊羹(ひえすぎようかん)など、大津ならではの大津菓子です。江湖各位をはじめ、御用を承る三井寺さんや近江神宮様、比叡山延暦寺様など寺社方のほか、各流のお茶人方にもご贔屓にあずかっています。

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【札の辻から小関峠へ】

12:48 札の辻
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昔はこの辺りが大津宿の中心だったようです。

東海道二回と前回の中山道歩きの時は、この札の辻から、逢坂の関ルートを歩きました。

しかし今回初めて、小関越えルートを歩きます。

2019年の二度目の東海道における、大津宿から逢坂の関越えはこちらをご覧ください。

2019年 2度目の東海道21日目後半の1
(大津宿 大津駅から大津と京都の境まで)
https://asiandream0804.hatenablog.com/entry/2020/02/09/183923


さて、2020年、二度目の中山道歩き30日目、初めての小関峠越えに戻ります。

12:48 大津市道路元標
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12:50 元祖阪本屋鮒寿司
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12:51 青龍寺
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12:52 宗清禅寺
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12:57 長等神社
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この神社は正規ルート上にはなく、間違ってここに来てしまったため、戻りました。

13:08 蓮如上人御舊蹟
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13:09 地蔵堂
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13:10 ブロック塀にとびだしくん
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13:11 新光寺
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13:12 百々川起点
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13:12 六地蔵
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小関峠への道
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【小関峠からの下り】

13:28 小関峠を越えて、左斜めへの分岐
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下り道
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13:37 西大津バイパスを潜りました。
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13:38 普門寺
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13:41 寂光寺
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13:49 ローソンでトイレを借りました。
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13:51 徳丸稲荷 ここで右折して線路沿いの道を行きます。
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この先、道に迷い、うろうろしているうちに、いつもの逢坂の関越えから歩いてきた道に合流しました。

今回初めて小関峠をしました。逢坂の関越えは、歌枕である逢坂の関、歴史ある蝉丸神社など、見所満載で、小関峠声はみどころはすくないのですが、逢坂の関越えは車通りの激しい道路の脇の歩道をずっと歩かねばならず、それに比べて小関峠越えは静かな山道なので、どちらがよいか、好き好きですね。

女性の一人旅の場合、逢坂の関越えが安全かもしれませんが、二人以上であるくなら、小関峠越えがよいかもしれません。



二度目の中山道30日目の2(山科から京都三条大橋)に続く
https://asiandream0804.hatenablog.com/entry/2021/03/17/125001


二度目の中山道六十九次歩き目次の目次
https://asiandream0804.hatenablog.com/entry/2021/03/21/084003